TEE
1970年代後半の初期パンクロックの時代に、ヴィヴィアン・ウエストウッドのセディショナリーズっていう店が、バンドTを売ってたんだけど、その頃のオリジナルはもう今では買えない値段だけど、ユニクロあたりで売ってるキレイにプリントしてあるTシャツとは全然違って、すごく荒々しくて、アート感満載で、メチャクチャかっこよかったんだよね。
それらの多くをプリントしてたのが、たぶん、フィフスコラムっていうアートチームなんだけど、彼らが作るTシャツはとびきりステキで、僕らの憧れなんだよね。
それで、トートバッグ屋だけどTシャツずーっとやってるわけ。ホント言うと、その前のデザインオフィスの頃からずーっとやってる。
どう、このプリント?
まるでコンクリートにペンキで描いたみたいにムラムラがすごいでしょ。ユニクロのTシャツとは全然違うし、たぶんこの感じじゃ、フツーなら売れずに返品されちゃうかもね。
この、一瞬、手描きですか?みたいな雰囲気、大量生産のシルクスクリーンプリントでは出せない雰囲気なんだよね。ストリート感っていうか、インディー感っていうか、悪くいうと素人感、たまらなく好きなんだよね。
僕たちはこういうの、かっこいいと思う。
少しくらい、ていうか少しくらいじゃないけど、かすれてたっていいじゃない。はみ出してたっていいじゃない。ムラムラだっていいじゃない。そういう人がひとつひとつ時間かけてプリントしてるんだからしょうがないじゃない。
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